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悲しい出来事からの決意

こんにちは、吉村です。

今週はとても悲しい事がありました。

いつも自宅近くの土手に、※TNR活動として野良猫の子に会いに行っています。

この日もいつもの様に、地域猫たちにご飯をあげていました。

その時…草むらから何かが出てきました。

それは何の生き物かわからないくらいボロボロの猫ちゃんでした。

すぐに逃げてしまいごはんをあげる事もできず、撮影もうまく出来ませんでした。

 

そして次の日、草むらでその子が亡くなっているのを発見しました。

昨日まで生きていたのにまた助けられなかった…。何故迷わず探して病院に連れていかなかったのか…後悔ばかりです。

今までも助けてあげられなかった子たちがたくさんいます。その度に自分の無力さを感じ、この現状を変えたいと強く思ってきました。

そしてこの日、亡くなった子の姿を見て保護施設を立ち上げる決意をしました!

すぐに行動を起こし、空き家で保護施設【はぐみぃハウス】を立ち上げる事にしました。

 

わが家にいる子どもたちも元はみんな野良の子。同じく過酷な環境にいた子たちです。

はぐみぃハウスでは一匹でも多くの犬猫を引き取り、里親さんを見つけ、幸せに暮らせる子を増やしていきたいです。

以前より考えていた『保護施設を作る』という目標に向かい、少しずつですが動きだします!

これから、保護施設立ち上げの近況などもお伝えできたらと思います。引き続き、応援よろしくお願い致します。

【※TNR活動とは?】

野良猫に不妊手術を施して、元いた場所に戻して繁殖を抑制しようという活動。

TNRはTrap(捕獲し)Neuter(不妊去勢手術を行い)Return(元の場所に戻す)の略。

 

・なぜ保護しないで元の場所に戻すのか?

TNRされた猫たちがいなくなったら、テリトリーを守る猫がいないので空いたスペースに他の地域から野良猫がやって来ます。その中に不妊手術をしていない猫がいると交尾、出産を繰り返し、またどんどん数が増え続けます。

 

・TNRされた地域猫をそのまま置いておけば、猫はテリトリーを守るので、他の地域からの猫の流入を受け付けないので防ぐことができるのです。TNRされた猫は、不妊去勢手術をしているので、絶対に増えることがありません。やがて猫の集団は猫が寿命を迎えると少しずつ減っていきます。

 

・TNR活動がどの地域でも実行されれば、時間はかかっても確実に野良猫は減っていきます。人道的で最も効率のいい野良猫の減らし方です。

TNR活動ではあげた餌の片付け、糞の清掃なども行いますので、ただ猫にエサを与える迷惑行為と違うのです。