吉村です。
先日厚木の残置物現場に行ったスタッフからあった報告です。
現場に到着してスタッフが玄関のドアを開けると、なんだかいつもと違う雰囲気を感じました。
ただならぬ気配を感じながら、さらに部屋の中に入っていくと…布団の中に何かいる!?
慌ててもう一人のスタッフを呼びに行き、恐る恐るその部屋に入って行きました。
すると布団の中に人が!!誰もいないはずの部屋に人がいてびっくり!!
『たすけあい名探偵』の二人はその瞬間、頭を巡らせて色々なケースを考えたとの事です。
≪ケース1 不審者か?≫
玄関には鍵がかかっていたので、玄関からではなく、外からの侵入ではないのか?しかし、ベランダから侵入したのか…
≪ケース2 生死の確認は?≫
その場合、どうすればいいのか?まずは警察に連絡か…
≪ケース3 人形などのイタズラか?≫
それならそれでいいが、何故そんな事をするのか…
≪ケース4 そもそも残置物撤去する部屋はこのへやなのか?≫
色々なケースを考えながら、意を決して部屋の中に入っていくと…
70過ぎの男性が寝ていたそうです。
二人は生きている事に胸を撫で下ろし、寝ている男性に声をかけて起こしました。
そして、みるからに痩せていて弱りきっているその男性に「あなたは誰?何故ここにいるの?」と尋ねたところ、以下のような事情との事でした。
ここの住人で、元々3人で住んでいたが、他の二人に騙され、100万近くあったお金を持ち逃げされた。今は家賃も払えなくなり、退去する事になってしまったとの事でした。
今日が部屋の最終日だとは分かっていたが、寝るところがないのでこの部屋で寝たとの事です。
そんな話を聞いてしまったら、『たすけあい名探偵』から『たすけあい人情派』に変わります。
話を聞いてかわいそうだと思いましたが、荷物を撤去しなくてはならない事を説明すると「直ぐに出て行きます。」と言い、荷物をまとめ出したそうです。
明らかに痩せこけたガリガリの身体なのに『ご迷惑おかけした分、手伝います』と申し出がありました。怪我でもされたら困るため、2人で千円づつ出し合いご飯でも食べなと言って渡してあげたそうです。
その老人は頭を下げお礼を言って出て行ったそうです。
『たすけあい人情派』としてその人の背中を見送ったそうです。なかなか出来ることではないですよね。
『情けは人の為にならず』
私たち『たすけあいのチーム』の合言葉です。
たすけあいには、こんなに優しい社員がいます。