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保護犬・保護猫のこと

営業サポートの伊勢田です。

私は保護犬・保護猫の動画の編集をお手伝いしてます。

私はワンちゃん猫ちゃんを飼った経験がないのですが、興味が出て色々調べるようになりました。

動画編集をしているとかわいい姿に癒されます。

先日たまたま見た、藤村晃子さんという保護猫YouTuber の動画。

この方は日本動物虐待防止協会代表理事、アニマルポリスの全国普及活動、東日本大震災レスキュー活動などを行い、現在は保護猫カフェオーナー としても活動されています。

保護活動を始めたきっかけは、東日本大震災だそうです。

東日本大震災のレスキュー活動を行った際、被害地域の混乱状況を目の当たりにしたそうです。

被災者の方は避難する際、避難所にはペットを連れていけないのでペットは家に置いていけと言われたそう。

『自分は助かったけれども、家族であるペットを置いてきてしまった』と泣いている被災者の姿がたくさんあり、とても辛かったとのこと。

また、20代の頃にアメリカでペットのトリマーの仕事をしていたそうです。その中で動物に関する福祉がアメリカと日本ではまるで違っていたことに驚いたと話しています。

アメリカではペットショップではなく、保護犬や保護猫を受け入れるのが一般的。しかし日本に帰国してみると、当時は殺処分数が10万匹以上だった。

そして殺処分のほとんどが、ペットショップの売れ残りの子や繁殖犬だったことに驚いた。

その事実を知り、日本の動物愛護法がざる法だったので自ら国会で勉強会を主催。そこで動物愛護ほうを変えていきましょうと訴えかけたそうです。

しかし法律改正をするまでは非常に厳しい道のりだったと。

10年以上の月日をかけて、ようやく昨年頃からケージの広さの規制、数値規制、動物虐待に関する法律が少しずつ改正されてきたそうです。

日本もペットショップからでなく、保護猫・保護犬を安心して、スムーズに家族に受け入れるという仕組みづくりを築くことでみんなが『ペットショップから買わなくてもいいよね』という社会風潮を生み出すことが大切とおっしゃっていました。

こういったお話を聞いて、私が知らないペットの世界をたくさん知ることができました。

環境省発表の令和2年度の犬猫殺処分数は、

犬:4059匹 猫:19705匹 合計:23,764匹です。

10万匹以上だった頃と比べるとだいぶ数は減っていますが、まだまだ2万匹以上の子が殺処分されてしまっているんだなと、とても悲しくなりました。

私を含めペットを飼ったことがない人は、『ペットはペットショップから飼うもの』という思い込みやイメージがあると思います。

まずは保護犬猫の存在をたくさんの人に知ってもらう事が大切なんだと思います。

知ることで保護犬猫に家族ができ、殺処分数が減る。

さらに動物愛護法などの規制を厳しくし、殺処分される犬猫を元から増やさないように断っていく。

この両方が大切なんだと感じました。

私の編集する動画も、保護犬猫の存在をたくさんの人に知ってもらうきっかけになってほしいという想いで制作しています。

まだ保護犬猫ちゃんに会ったことがないので、近々保護カフェなどにも行ってみたいと思います♪